ベンロマック蒸留所のオーナー（所有者）は、ウイスキースペシャリストとして名高い老舗インディペンデント・ボトラー（独立瓶詰業者）のゴードン＆マクファイル社（以下、G&M社）です。同社は100年以上に渡る長い歴史を持ちますが、その悲願でもある蒸留所の獲得を果たしたのは1993年のことです。同じく100年近い歴史を持ちながら、オフィシャル・ボトルはほとんど発売されず、その実力を埋もれさせたまま歴史の中に消えていこうとしていたベンロマック蒸留所。その秘めた可能性の復活にG&M社が全精力を傾け、5年の月日をかけて蒸留所を立て直しました。 伝統、技術、情熱、歴史、そして人々の想い・・・その全てを受け継いでいるのがベンロマック蒸留所なのです。

強くピートを焚き込んだ麦芽を使い、スモールバッチで生産されるピートスモーク。今リリースの生産もごくわずかで、55ppmというハイレベルのピートスモークの良質なスコットランド産大麦麦芽を使用しています。

熟成にはファーストフィルバーボンバレルを使用し、甘くてスモーキーなアロマに、こくのあるバニラやバナナ、焦がしモルトの風味、レモンを感じるフィニッシュに仕上がっています。

最近は限定レンジの中でも特に生産が不定期かつ、少なく、本ビンテージもこちらのみ。次回は2014年リリースのようですが、時期も含めて全く未定です。

甘くてスモーキーなアロマに、こくのあるバニラやバナナ、焦がしモルトの風味、レモンを感じるフィニッシュに仕上がっています。