ヘーゼルバーンはノンピート麦芽を使用し、3回蒸溜でつくられるキャンベルタウンシングルモルトです。1925年に閉鎖された蒸溜所の名前で、キャンベルタウンモルトの復興を目指し、スプリングバンク蒸溜所が1997年からその名を冠して生産しています。また、1920年にはニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝氏が5カ月に渡り実習を行ったことでも知られています。

ヘーゼルバーン21年はヘーゼルバーンの最高峰で21年熟成の限定商品です。バーボン樽原酒を80％、ポートワイン樽原酒とシェリー樽原酒を各10％使用。日本へは276本の入荷。

香りはレザーカバーの本、古い麻布、ダンネージ式熟成庫を感じる土の香りに続いて、糖蜜クリーム、キャラメル、ブラックベリーが広がります。味わいはマシュマロ、綿菓子、シロップの甘味に、ミネラルやほんのり土のニュアンスを感じます。フィニッシュにかけてココアパウダー、カプチーノ、ほんのりミントが加わります。

3種の樽に由来する豊かなキャラクターを湛えた21年熟成です。

香り：レザーカバーの本、麻布、土っぽさ、糖蜜クリーム、キャラメル、ブラックベリー

味：マシュマロ、綿菓子、シロップ、ミネラル、ココアパウダー、カプチーノ