テンプルトン ライはアメリカ・インディアナ州でつくられるストレートライウイスキーで、ライ麦を95％使用しています。蒸溜も一般的なコラムスチルではなく、銅製ポットスチルで行い、熟成にはヘビーチャーしたアメリカンホワイトオークの新樽を使用。生産量が少なく、ほとんどがアメリカ国内で消費されています。元々、1920年に施行された禁酒法の時代に存在したブランドで、アイオア州の小さな町でつくられていましたが、その品質の高さからニューヨークやシカゴへも広まりました。また、アル・カポネもこのウイスキーに魅了された一人で、アルカトラズ刑務所の彼の独房（AZ-85）からは、ボトルも発見されています。

テンプルトン ライウイスキー 10年 リザーブはアメリカンホワイトオークの新樽で10年間熟成させた原酒の中から樽を選りすぐり、バレルプルーフに近い度数52％で一樽ごとにボトリング。ネックの部分にはバレルナンバーが手書きされています。

香りは10年熟成ならではの複雑で官能的なアロマが広がります。口当たりはなめらかで、ライのスパイシーさにハチミツやバタースコッチなどの味わいが調和し、芳醇で奥行きある味わいがお楽しみいただけます。ぜひストレートやロックでゆっくりと、お楽しみください。

香り：チョコレート、バニラ、トーステッドオーク、グリーンアップル、アプリコット

味：ダークオーク、ハチミツ、スパイス、バタースコッチ