創設者でありコンパスボックスのウイスキーのブレンディングを全て一人で手がけているジョン・グレイサー氏は、あのジョニーウォーカーのグローバルマーケティングディレクターとして活躍していました。
しかし自分自身のウイスキーを作りたいという情熱が高まり、2000年にジョニーウォーカーを離れコンパスボックスウイスキー社を立ち上げるに至ったのです。彼が試みているのは、今までに無いアイデアで新しいスタイルのウイスキーを作り上げること。アメリカ人である彼は、ロンドンに拠点を移しウイスキー作りを「アート」に見立て、最高の作品を作るべく日々ブレンディングに取り組んでいるのです。
今回ご紹介するのはシリーズ化された限定品の「フレイミングハート」の第7弾です。
コンパスボックス社では定番商品となる「シグネチャー」シリーズの他に、不定期に限定品をリリースしています。その中で特に人気なのがこのフレイミングハートで、今回の第7弾は9,606本のリリースです。
今回は今までよりもフルーティな仕上がりにしたとのことで、公表されているレシピをご紹介すると、ハイランドモルトのブレンド(トーストしたカスタムフレンチオーク)- 23.4%、ラフロイグ(リチャーしたホッグスヘッド)- 20.1%、グレンエルギン(リチャーしたバレル)- 17.1%、バルメナック(ファーストフィルバーボンバレル)- 12.8%、カリラ(リフィルバーボンバレル)- 8.1%、タリスカー(リチャーしたホッグスヘッド)- 7.7%、ハイランドパーク(リチャーしたホッグスヘッド)- 4.1%、過去のフレイミングハート第5弾、ピートモンスターアルカナ、ネクター15周年用限定品に使用したブレンデッドモルト- 6.7%、となっています。
色はゴールデンカラー、香りは甘いスモーク、生ハムをのせた洋梨、奥に白檀、ボディはリッチでソフト、オーキー、甘いスモーク、ゆっくりフルーティなテイストに海風、フィニッシュはスパイスと潮、優しいスモークが心地よく続きます。
熟成感もあり全体的にリッチでソフトなフルーティテイストに、甘くエレガントなスモークと潮のアクセントが絶妙。久々のリリースとなった人気シリーズ「フレイミングハート7th」期待通りのクオリティでお薦めです!(インポーター資料より)
テイスティングノート
エネルギッシュなピートの燃えかす、シガーラッパー(ブランドシール紙)、砂糖漬けジンジャーの香り、味はオイリー、リッチ、スモーキーで素晴らしい風味。
- 生産国:スコットランド
- 度数:48.9度
- 容量:700ml
- カスクタイプ:
ハイランドモルトのブレンド(トーストしたカスタムフレンチオーク)- 23.4%、
ラフロイグ(リチャーしたホッグスヘッド)- 20.1%、
グレンエルギン(リチャーしたバレル)- 17.1%、
バルメナック(ファーストフィルバーボンバレル)- 12.8%、
カリラ(リフィルバーボンバレル)- 8.1%、
タリスカー(リチャーしたホッグスヘッド)- 7.7%、
ハイランドパーク(リチャーしたホッグスヘッド)- 4.1%、
過去のフレイミングハート第5弾、ピートモンスターアルカナ、ネクター15周年用限定品に使用したブレンデッドモルト- 6.7%、