キングスバリー ゴールド メインバライル 2003 19年 46.0度 700ml 正規品
キングスバリー社【数々の伝説的なウイスキーをリリースしてきたトップブランド】
キングスバリー社は、スコットランド・アバディーンにて設立され、1989年よりシングルモルトのボトリングを開始し、ロンドンに事務所を構えた後も数々の伝説的なウイスキーをリリースしてきた、インディペンデント・ボトラー(独立瓶詰業者)です。
創設当初は、モルトウイスキーという言葉すら一般的ではない時代で、現在ではボトラーの代表格ともいえる老舗のゴードン&マクファイル社やケイデンヘッド社が、ようやくその頭角を現し始めた頃でした。
キングスバリー社も、当時よりシングルモルトの魅力や可能性を見出し、ウイスキーの個性を遺憾なく発揮するべく、樽の選定やシングルカスクという概念、流行していたチルフィルタレーションを使用しない姿勢など、強いこだわりを頑なに守ったリリースを続けてきました。その結果、数々の伝説となるボトルやシングルモルトを世に送り出し、ボトラーとしての確固たる地位を確立するに至りました。
2012年、スプリングバンク蒸留所の創業一族であるGordon Wright(ゴードン・ライト)氏(上記写真右)が同社代表として就任し、ボトリングを監修することになりました。キングスバリー社の初期のボトルには、「Eaglesome(イーグルサム)」という表記が見受けられますが、これは当時同蒸留所を所有していたケイデンヘッド社の子会社の名前であり、ライト氏の監修のもと、ボトリングが決定されていたことを示しています。ライト氏による樽の選定、それが今日のキングスバリー社の原点であり、これからの未来でもあるのです。
新しいキングスバリー商品は、創設当初のように、「カスクストレングス」と「リミティッドエディション(加水タイプ)」の2タイプをリリース。コンセプトは、「ビンテージ」。
スコッチ業界では、主に熟成年数に重きがおかれ、ビンテージの良し悪しで語られることはほぼありません。しかしキングスバリー社の考えである、その年の様々な要因によって、シングルモルトのビンテージによる特別なキャラクターが存在し、熟成の過程も大いに重要ながら、そのウイスキーが生まれたその瞬間に一番の視点をおきたい、という強いコンセプトが、新たなラベルにはっきりと表れています。
キングスバリーの、原点でありながら、新たな挑戦が、いまここに始まったのです。 (インポーター資料より)
2013年から同シリーズより、「メインバライル(Mhain Baraille)」というゲール語でONLY BARREL、つまり「シングルカスク」を意味するブレンデッドウイスキー・ブレンデッドモルトがリリースされています。
昨年リリースの「メインバライル 2014 8年」はシングルモルトのロールスロイスと言われたあの蒸留所の存在感がしっかりあると大好評を頂きました。
今回の待望の新作も何と!!
また誰もが知っているスペイサイドの超有名蒸留所の原酒とグレーンウイスキーがブレンドされた「メインバライル 2003 19年」です。
昨年リリース品は、シェリーバットのハイプルーフ品という飲み応えのあるタイプでしたが、こちらは対照的にバーボン系ならではの酒質の素晴らしさがストレートに感じられ、樽出しで46%まで落ちた熟成感ある仕上がり!
今や誰もが欲しがる大人気のモルト原酒が使用されたウイスキーなだけに見逃すことは出来ません。
テイスティングノート
オレンジ、ドライフルーツ、ヘザーハニーの香りが素晴らしく、口当たりはやわらかで、チョコレート、バニラ、オークのリッチな風味が前面に現れる。たっぷりとした味わい深いフィニッシュがこの美しいブレンデッドウイスキーを締めくくる。
- 生産国:スコットランド
- 地域:スペイサイド
- 度数:46.0度
- 容量:700ml
- カスクタイプ:ホグスヘッド
- 熟成年数:19年
- ヴィンテージ:2003年
- 生産本数:289本