キングスバリー ゴールド メインバライル 2009 12年 44.5度 700ml 正規品
キングスバリー社【数々の伝説的なウイスキーをリリースしてきたトップブランド】
キングスバリー社は、スコットランド・アバディーンにて設立され、1989年よりシングルモルトのボトリングを開始し、ロンドンに事務所を構えた後も数々の伝説的なウイスキーをリリースしてきた、インディペンデント・ボトラー(独立瓶詰業者)です。
創設当初は、モルトウイスキーという言葉すら一般的ではない時代で、現在ではボトラーの代表格ともいえる老舗のゴードン&マクファイル社やケイデンヘッド社が、ようやくその頭角を現し始めた頃でした。
キングスバリー社も、当時よりシングルモルトの魅力や可能性を見出し、ウイスキーの個性を遺憾なく発揮するべく、樽の選定やシングルカスクという概念、流行していたチルフィルタレーションを使用しない姿勢など、強いこだわりを頑なに守ったリリースを続けてきました。その結果、数々の伝説となるボトルやシングルモルトを世に送り出し、ボトラーとしての確固たる地位を確立するに至りました。
2012年、スプリングバンク蒸留所の創業一族であるGordon Wright(ゴードン・ライト)氏(上記写真右)が同社代表として就任し、ボトリングを監修することになりました。キングスバリー社の初期のボトルには、「Eaglesome(イーグルサム)」という表記が見受けられますが、これは当時同蒸留所を所有していたケイデンヘッド社の子会社の名前であり、ライト氏の監修のもと、ボトリングが決定されていたことを示しています。ライト氏による樽の選定、それが今日のキングスバリー社の原点であり、これからの未来でもあるのです。
新しいキングスバリー商品は、創設当初のように、「カスクストレングス」と「リミティッドエディション(加水タイプ)」の2タイプをリリース。コンセプトは、「ビンテージ」。
スコッチ業界では、主に熟成年数に重きがおかれ、ビンテージの良し悪しで語られることはほぼありません。しかしキングスバリー社の考えである、その年の様々な要因によって、シングルモルトのビンテージによる特別なキャラクターが存在し、熟成の過程も大いに重要ながら、そのウイスキーが生まれたその瞬間に一番の視点をおきたい、という強いコンセプトが、新たなラベルにはっきりと表れています。
キングスバリーの、原点でありながら、新たな挑戦が、いまここに始まったのです。 (インポーター資料より)
毎回様々な内容で楽しませてくれるキングスバリー社の人気銘柄、メインバライルが入荷しました。今回はスペイサイドモルトを中心としたブレンデッドウイスキーの12年熟成品です。ブレンデッドと言ってもスペイサイドの超人気蒸留所を中心に70%と高いモルト比率を誇る贅沢な1本です。
契約上、原酒の表記は一切ありませんが、近年人気・価格とも最高峰のあの蒸留所や、有名ブレンデッド銘柄の中心的役割を持つ蒸留所、などと聞けばその贅沢な内容に誰もが飲んでみたいと思うことでしょう。
価格も手頃で、気軽に上質なウィスキーを楽しめる推奨品。1本と言わず複数本押さえておいても損はありません!ぜひお見逃しなく。
テイスティングノート
外観は、シェリーバットで熟成されたことが分かる鮮やかな濃い色合い。トフィーの香りに出迎えられ、口にするとベルベットのように滑らか。カラメル、ドライフルーツ、オークが波のように押し寄せ口内を満たす。フィニッシュはスパイシーで、リッチ。度肝を抜くようなブレンデッドウイスキー。
- 生産国:スコットランド
- 地域:スペイサイド
- 度数:44.5度
- 容量:700ml
- 熟成年数:12年
- ヴィンテージ:2009年