キングスバリー ゴールド グレンアラヒー2008 13年 61.5度 700ml 正規品
キングスバリー社【数々の伝説的なウイスキーをリリースしてきたトップブランド】
キングスバリー社は、スコットランド・アバディーンにて設立され、1989年よりシングルモルトのボトリングを開始し、ロンドンに事務所を構えた後も数々の伝説的なウイスキーをリリースしてきた、インディペンデント・ボトラー(独立瓶詰業者)です。
創設当初は、モルトウイスキーという言葉すら一般的ではない時代で、現在ではボトラーの代表格ともいえる老舗のゴードン&マクファイル社やケイデンヘッド社が、ようやくその頭角を現し始めた頃でした。
キングスバリー社も、当時よりシングルモルトの魅力や可能性を見出し、ウイスキーの個性を遺憾なく発揮するべく、樽の選定やシングルカスクという概念、流行していたチルフィルタレーションを使用しない姿勢など、強いこだわりを頑なに守ったリリースを続けてきました。その結果、数々の伝説となるボトルやシングルモルトを世に送り出し、ボトラーとしての確固たる地位を確立するに至りました。
2012年、スプリングバンク蒸留所の創業一族であるGordon Wright(ゴードン・ライト)氏(上記写真右)が同社代表として就任し、ボトリングを監修することになりました。キングスバリー社の初期のボトルには、「Eaglesome(イーグルサム)」という表記が見受けられますが、これは当時同蒸留所を所有していたケイデンヘッド社の子会社の名前であり、ライト氏の監修のもと、ボトリングが決定されていたことを示しています。ライト氏による樽の選定、それが今日のキングスバリー社の原点であり、これからの未来でもあるのです。
新しいキングスバリー商品は、創設当初のように、「カスクストレングス」と「リミティッドエディション(加水タイプ)」の2タイプをリリース。コンセプトは、「ビンテージ」。
スコッチ業界では、主に熟成年数に重きがおかれ、ビンテージの良し悪しで語られることはほぼありません。しかしキングスバリー社の考えである、その年の様々な要因によって、シングルモルトのビンテージによる特別なキャラクターが存在し、熟成の過程も大いに重要ながら、そのウイスキーが生まれたその瞬間に一番の視点をおきたい、という強いコンセプトが、新たなラベルにはっきりと表れています。
キングスバリーの、原点でありながら、新たな挑戦が、いまここに始まったのです。 (インポーター資料より)
シリーズ初登場となる注目のアイテム「グレンアラヒー」が入荷となりました。
1960年代にウイスキー需要の高まりを受け増設された蒸留所の一つで、ブレンデッドウイスキーの原酒を担う役割が強かったモルトですが、幾度かの所有者交代を受け、数年前よりシングルモルトを中心とした新たなスタートを切ったばかりの注目蔵です。
スペイサイドモルトらしい滑らかな口当たりと、60度を超えるパワフルなボディを持ち、テイスティングノートにあるように好奇心を掻き立てられる複雑味をもった仕上がりです。
人気蒸留所の価格上昇が止まらない昨今、これから伸びていくであろう有力株の注目蒸留所や、隠れた実力派蒸留所のモルトを見つけることが、より楽しい充実したウイスキーライフを過ごす秘訣になるでしょう。
この蒸留所はそんな実力を秘めた、とっておきの一つです。キングスバリーならではの1本、ぜひ確保してください。(インポーター資料より)
テイスティングノート
金色のウイスキーからはアーモンドやフライドバナナが香る。口にすると、バターのようななめらかな口当たりで、砂糖漬けのショウガ、ドライフルーツ、大麦、バニラを感じる。フィニッシュはすっきりと滑らかで、チョコレートの風味にバニラが強まる。好奇心を掻き立てられる1本。
- 生産国:スコットランド
- 地域:スペイサイド
- 度数:61.5度
- 容量:700ml
- カスクタイプ:バット
- 熟成年数:5年
- ヴィンテージ:2008年
- 生産本数:246本