キングスバリー ゴールド グレンロセス1997 24年 51.6度 700ml 正規品
キングスバリー社【数々の伝説的なウイスキーをリリースしてきたトップブランド】
キングスバリー社は、スコットランド・アバディーンにて設立され、1989年よりシングルモルトのボトリングを開始し、ロンドンに事務所を構えた後も数々の伝説的なウイスキーをリリースしてきた、インディペンデント・ボトラー(独立瓶詰業者)です。
創設当初は、モルトウイスキーという言葉すら一般的ではない時代で、現在ではボトラーの代表格ともいえる老舗のゴードン&マクファイル社やケイデンヘッド社が、ようやくその頭角を現し始めた頃でした。
キングスバリー社も、当時よりシングルモルトの魅力や可能性を見出し、ウイスキーの個性を遺憾なく発揮するべく、樽の選定やシングルカスクという概念、流行していたチルフィルタレーションを使用しない姿勢など、強いこだわりを頑なに守ったリリースを続けてきました。その結果、数々の伝説となるボトルやシングルモルトを世に送り出し、ボトラーとしての確固たる地位を確立するに至りました。
2012年、スプリングバンク蒸留所の創業一族であるGordon Wright(ゴードン・ライト)氏(上記写真右)が同社代表として就任し、ボトリングを監修することになりました。キングスバリー社の初期のボトルには、「Eaglesome(イーグルサム)」という表記が見受けられますが、これは当時同蒸留所を所有していたケイデンヘッド社の子会社の名前であり、ライト氏の監修のもと、ボトリングが決定されていたことを示しています。ライト氏による樽の選定、それが今日のキングスバリー社の原点であり、これからの未来でもあるのです。
新しいキングスバリー商品は、創設当初のように、「カスクストレングス」と「リミティッドエディション(加水タイプ)」の2タイプをリリース。コンセプトは、「ビンテージ」。
スコッチ業界では、主に熟成年数に重きがおかれ、ビンテージの良し悪しで語られることはほぼありません。しかしキングスバリー社の考えである、その年の様々な要因によって、シングルモルトのビンテージによる特別なキャラクターが存在し、熟成の過程も大いに重要ながら、そのウイスキーが生まれたその瞬間に一番の視点をおきたい、という強いコンセプトが、新たなラベルにはっきりと表れています。
キングスバリーの、原点でありながら、新たな挑戦が、いまここに始まったのです。 (インポーター資料より)
以前人気を博した濃厚な色合いのロセスとは違い、やや淡い色合いの熟成ですが、飲んでみるとたっぷりとしたフレーバーと、複雑に絡み合うアロマを持ったフルボディの飲み応えある仕上がりとなっています。
オフィシャル、ボトラー共にリリースの多い蒸留所ですが、その酒質の高さから、幅広いファンに支持される優等生的モルトといったイメージが強く、本ボトルも『スペイサイドモルトのスーパースターとも呼べる1本』とテイスティングノートで評されており、その品質の高さはお墨付きといっていいでしょう。
長熟のスペイサイドモルトは、世界中のマーケットで人気が高いため、市場に出てきた際にしっかりと確保しておきたいウイスキーの一つです。259本の入荷です、ぜひお見逃しなく! (インポーター資料より)
テイスティングノート
この傑出したグレンロセスは、その尊ぶべき熟成年数ににつかわしくない淡いゴールドの外観をしている。オーク、バニラ、甘いレモンの香りとハチミツが合わさり、あなたをこのウイスキーへと誘う。テクスチャーはみずみずしく、ベルベットのようになめらか。たっぷりとしたフレーバーが口内を満たし、バニラが強まってブリオッシュや麦芽の風味も感じられる。それから焦がしたオレンジ、ブラウンシュガー、ベーキングスパイスやトフィーが現れ、リッチでフルボディなフィニッシュが楽しめる。スペイサイドモルトのスーパースターとも呼べる1本。
- 生産国:スコットランド
- 地域:スペイサイド
- 度数:51.6度
- 容量:700ml
- カスクタイプ:ホグスヘッド
- 熟成年数:24年
- ヴィンテージ:1997年
- 生産本数:259本