エンリケシュ・エンリケシュ | |
【家族経営のマデイラ・ワインの最大の生産者】 ヘンリケシュ・ヘンリケシュ社は、1850年に設立された、一貫して家族経営を貫く、マデイラ・ワインの最大の生産者です。 マデイラ諸島は、アフリカの北西岸沿いにあるポルトガル領の島で、モロッコから378マイル、ヨーロッパ大陸からは620マイルの距離にあります。 1420年に、ホアン・ゴンサルヴェス・ザルコとトリスタオ・ヴァスによって発見された時、それ以前に人の住んでいた形跡はなく、科学者は、この島があまりに濃い森林に覆われていたために、誰も内部に入ることができなかったとみています。 そのため、この島は、ポルトガル語で森を意味するマデイラと名付けられました。 1478年には、クリストファー・コロンブスがマデイラ島を訪れ、ポルト・サントの最初の領主であったバルトロメオ・ペレストレロの娘、フィリッパ・ペレストレロと結婚しました。 マデイラというユニークなワインが発見されたのは、15世紀のことで、このワインは船の積み込み用食糧として使われていましたが、船の上の長期にわたる高温状態が、このワインの品質を劇的に高め、豊かで複雑な味わいとなることが分かったのです。 18世紀には、マデイラ島で、船の上と同じ高温の環境を造り出して熟成させる、エストゥファの技術が開発されました。 |
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