アブサン | |
芸術家が愛した禁断のお酒【アブサン】 アブサンは、フランス、スイス、チェコ、スペインを中心にヨーロッパ各国で作られている薬草系リキュールの一つ。ニガヨモギ、アニス、ウイキョウ等を中心に複数のハーブ、スパイスが主成分。 1830年以降、フランス中に広がり、安価な酒として市場を独占していましたが、アブサン中毒やアルコール中毒を懸念する激しい運動が起こり、まず、1898年にベルギー領コンゴで、1907年にスイス、1915年にフランスで製造販売禁止となりました。 その後、1981年にWHOがツヨン残存許容量が10ppm以下なら承認するとしたため、製造が復活しました。 アブサンは、画家のピカソやモネ、作家のヘミングウェイなど多くの芸術家にも愛されていました。 ストレートやロック、アブサンスプーンを使った角砂糖を使用する飲み方で楽しまれています。 |
スイス北西部のヴェル・デ・トラヴァーズ(1740年にアブサンが誕生した谷)にあるブラックミント社の製品。1863年に設立された同社を、アブサンをつくり続けてきたキューブラ家の3代目イヴ・キューブラーが1990年に買い取り、古のレシピでアブサンを生産。
自社畑で育てた有機栽培のニガヨモギ、その他スターアニス、フェンネル、コリアンダー、などを原料に人工添加物、人工着色料、砂糖無添加でつくる、いにしえのアブサン。スイスでベストセラーとなっており、国際的にも賞讃をえています。