価格:36,850円(税込)
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ART SESSION CONTEMPORARY第6弾の原酒に選ばれたのは、1815年創業、世界で最もピーティーでスモーキーな風味と、型にはまらない大田な個性で世界に名を馳せ、蒸溜所名を表記できない際には“キルダルトン”としてリリースされる、アイラ島の南部の蒸溜所。ボトラーズブランドからのリリースも非常に限られた原酒だ。
ラベルには、宮林妃奈子氏のペインティングを採用。宮林氏は自らの作品の作成企図を「物事のまとう時間や気配を多面的に捉え、その視座によって鑑賞者の意識を揺さぶる」ことにあると述べている。実際に彼女の作品を前にすると、なにかしらの気配、経過された時間、そして匂いなども情景として浮かんでくるようであり、この多層なレイヤーは宮林氏の作品から多く感じられるものだ。
今回リリースするシークレットアイラ 14年も中期熟成とは思えない柔らかく甘いピートと多彩なフレイバーを存分に楽しむことのできる素晴らしい1樽である。宮林氏のラベルを見ながら、このシークレットアイラの多層なレイヤーを感じとってほしい。
香り:樹脂、甘く華やかなピート、焚き火、燃えさし、たばこの煙、紅茶、湿布、ベニラビーンズ、柑橘皮の砂糖漬け、牡蠣のスモーク、後からフルーツキャンティ。
味わい:お香、タール、甘い、炭火で焼いたレモン、正山小種紅茶、マニキュア除光液、コーヒーの出し設、燃えさし、松の実、芝士。
フィニッシュ:柑橘系の酸味を伴った優しいピートが心地よく長く続き、次第に香木や掛脂、舌の上には貝の干物や干し椎封などの旨みがゆっくりと広がる。
コメント:14年という中期熟成とは思えない柔らかく甘いピートとアー〇ベッグらしい”っぽいフルージ”をはじめとする多彩なフレイバーを存分に楽しむことのできる素晴らしい1枠。