アイラ島のアフタヌーンティー。 THE ULTIMATE SPIRITS&MEADOWSIDE BLENDING社、両者が厳選を重ねる事によって生まれた新シリーズであ3IFRONTIER]。

第8弾は、1881年にブレンダーとして有名なハーベイー家により設立され、アイラ島は西海岸のインダール湾岸に位置するブルイックラディ蒸溜所より、ボトラーズブランドからのリリースも少ない17年の中期熟成品。

ゲール語で、「海辺の丘の斜面」の意味がある。本シリーズのラベルには、その蒸溜所の空気をより感じてもらうべくその土地に縁の深い写真を用いており、今回は、蒸留所の敷地内からも見えるインダール湾がラベルに描かれている。

ブルイックラディ蒸溜所の現在の中核を担う2000年代蒸溜原酒の長所が詰め込まれた魅力十分の17年熟成品。（インポーター資料より）

Tasting comment by 北梶剛

香り：アイラ島の潮風、麦芽、掛脂、白糖、アールグレイのミルクティー、粗挽き粉、メロンアイス、干し草。

味わい：柑橘の皮、キウイフルーツ、ヨーグルトみかん、メレング、ミルク粥、グリーンオリーブ、オイリーでクリーミーなボティ。

フィニッシュ：柿、青いバナナ、金柑。ヘザーの花やパセリ。ジンジャー、ホワイトペッパーが印象的な新木系のオークスパイスが心地よく続く。

コメント：幾度かの休止を乗り越え、2001年に本格的に生産が再開。2000年原酒が、現在のブルイックラディの中核を担っているが、この17年熟成はそんな2000年代のブルイックラティの長所を詰め込んだような1本。