1828年創業。キャンベルタウンにある『スプリングバンク蒸留所』。 キャンベルタウンの伝統を守り続け、すべての麦芽は自家製麦（フロアモルティング）を行い、初留釜は石炭での直焚き、今では珍しい自社でのボトリングという最終工程までの全てを蒸留所内でまかなっています。 大西洋に突き出たキンタイア半島の先端にあるため、海から立ち込める霧による「塩辛さ」が特徴です。

「ロングロウ レッド」は年に一度リリースされるワイン樽熟成の限定品で、様々なワインの樽によるエクスプレッションです。

12回目のリリースとなる今回は、バーボン樽で4年熟成後、フランス産ピノ・ノワールの赤ワイン樽で3年追熟した7年熟成です。カスクストレングスボトリングで、日本へは360本の入荷です。

香りはトマトやヘザーといったハーバルなアロマに甘いモレロチェリー、スモーキーなベーコンが混ざり合います。味わいはピートでスモークしたハム、ブドウグミや甘酸っぱいラズベリージャムのようなフルーティさをハチミツの甘味が包み込みます。フィニッシュに加わる塩味がキャンベルタウンに吹き込む潮風を感じさせ、心地よい余韻が広がります。

香り：トマト、ヘザー、モレロチェリー、スモーキーベーコン

味：スモークハム、ブドウグミ、ラズベリージャム、ハチミツ、塩