1948年にグラスゴーで設立されたボトラーですが、その前身となった会社の歴史は1800年代の後半にまで遡ることができます。

アメリカを主な取引先とする海運業者でしたが、当時はブレンデッド・ウイスキーの需要が爆発的に高まっており、スコッチウイスキーの輸出業に進出。その時のストックを原点として、ダグラスレイン社の歴史が始まっています。

同社が日本の皆様に愛されてきた理由は、その突出して高い品質にあります。「キングオブスコッツ」などのブレンデッド・ウイスキーの生産者（ブレンダー）としての一面を持つ彼らは、シングルモルトとしての基準に満たない樽は全てブレンデッド・ウイスキーへ回してしまいます。

メインシリーズの「OMC＝オールド・モルト・カスク」はもちろん、さらに選び抜いた樽から毎回数アイテムのみリリースされる「オールド＆レア・プラチナム」は、現在輸入されているボトラーズ・ブランドの中の最高峰と言っても過言ではありません。

コストパフォーマンスの高い「プロヴェナンス」に加えて、近年「プレミエバレル」という陶器入りの商品もリリースしています。(インポーター資料より)

ザ ゴールドロンズ キャンベルタウンモルト スコッチウイスキーはキャンベルタウンの西海岸にある暗く嵐のような入り江の名前を冠したもので、ゲール語で「嵐の湾」を意味します。

その入り江のきめ細やかできれいな砂地に足を踏み入れると、まるで時代をタイムスリップしたかのよう。

そこでは蜘蛛が懸命に巣を張り、かつてキャンベルタウンをスコットランドのウイスキーの首都と誇りたらしめた、長い間失われていた蒸留所の幻影をいたるところで感じることができるはず。

ご案内する「ザ ゴールドロンズ カスクストレングスエディション」は昨年発売したカスクストレングス第二弾となっております。

キャンベルタウン地方のモルトだけをブレンドしたゴールドロンズの限定品で中身のウイスキーのダークでミステリアスな魅力を表現したプレミアムパッケージとなっています。つやのある黒いボトル、金の箔押しがあしらわれたアポセカリースタイルのラベル、金色のワックスが施され、キャンドルの光で神秘的なきらめきを放っております。

香り：海のしぶき、かすかな焚き火とマヌカハニーのニュアンス。

味わい：最初に海らしい風味が現れ、あとから甘いバニラと乾いたオークが続く。

フィニッシュ：ひときわスパイシーなフィニッシュで、ほのかな海塩、ストーンフルーツ、ハチミツを感じる。